Mysoulmybeats

不整脈。だらだらとアニメ含め色々語ります

高校時代バスケ部に入ったがえぐい孤立して5日で退部した話

 どうもお久しぶりです、ネrです。ブログは書く分量が必然的に長くなるのである程度書きたいことが固まっていないとなかなか手を付けづらく、気づけば二か月くらい放置していましたね。では今回はタイトル通りの話をしていきたいのですが、まず一つ言っておきたいのは、僕は高校ぐらいからある環境で友達がいないなんてことは結構あり、それにより生じた異端エピソードがそれなりに多いです。実際私は現在も大学内に友人が全然いません。そして今回のエピソードは、そういった僕が新しい環境で友達を作りづらいことの原点となった話と言えます。

 

まず私がバスケ部に入ろうと思ったきっかけなんですが、それは簡単で小中時代にバスケをやっていたからです。(まあ中学の時は途中で退部したんですが)まあ高校に入学して心機一転バスケをまた始めようと思い入部したわけですよ。

 

そして高校からはやってやるぞ、といった感じで意気揚々と入部届を提出したわけです。入部初日はまず普通に練習を行ってその後集合して軽くミーティングをしてから解散といった感じだったのですが、そこで監督が「みんな全員LINEを交換してバスケ部のグループラインに招待してもらえ」と言ってきたわけです。まあそこまではいいんですよ。そしてLINEを交換しようと思い周りを見渡すわけですが、気づけば他は全員LINEを交換してる真っ最中。時間が経って周りがLINE交換を終えたタイミングを見計らってLINEを交換しようと声をかけたわけですが、「グループから追加して」と言われたわけです。まあ今のこのタイミングでLINEを誰とも交換してないやつなんていねぇだろと思われていたわけですね。^^;

 

その後同じやり取りを数回してあたふたしていたところで察しの良く親切な人間にLINEを交換してもらい無事LINEのグループには入れたわけですが、本当の問題はそこからです。その日は、LINEを交換したその場の流れで全員一緒に帰る感じになりました。(ほとんどが帰る方向が一緒だったため)そこで驚いたのは、ほとんどが初対面のはずなのにみんな仲が良さそうに明るく活発に喋っていたのです。私はその集団の中にいたものの何を話していいかもわからず、人が多いため話すタイミングも分からず、最初はずっと浮かべていた愛想笑いにも疲れ、途中から特にやりたくもないクラロワのデータをいじるということをやっていました。一人だけスマホを眺めてスマホゲームをやっている状況は大変浮いてただろうと思いますが、その時の僕は周りの状況からひたすら目を逸らし、ただこの状況が一刻も早く終わることだけを願ってスマホの画面を見つめていました。

 

そこから時は流れ、乗る電車の方面によって人が分かれていったわけですが、自分と同じ方面の同級生は3人と少なく、電車内で会話をすることになったわけです。3人となると一応最低限の会話はこなせたのですが、自分は家の最寄り駅から学校の最寄り駅までの距離が一駅分しかなかったため、早々に電車を降りることになりました。最低限話せていたので今後部活動で軽く話せるぐらいにはなったかなと思ったんですが、彼らと言葉を交わすことはそこから一つもありませんでした。。。

 

気を取り直して二日目。今回も練習を数時間こなした後集合して軽くミーティングをして解散。この二日目にして、自分にとって最大最悪の悲劇が起こります。なんと、LINEを交換する流れでその場限りだけのものだと思っていた全員で一緒に帰るイベントが二日目にも生じていたのです。僕は迷いました。そこに参加するべきか否か。でも参加してもそこに待っているのは初日と同じような地獄でしょう。そして私はそこの集まりに呼ばれていたわけでもありませんでした。そこで私が取った決断は、他の同級生よりも早く一人で帰るというものでした。ここで入部二日目にして、自分以外の全員が一緒に帰っている中自分だけが一人で帰宅するという事態が発生したのです。まあそこから先この事態は何ら変化することはなく、自分が退部するまでこのルーティンは続きます。

 

前述の話だけでもしんどいと思いますが、自分の中でむちゃくちゃしんどかったことがもう二個あって、一つ目は更衣室の鍵を返しに行くイベントです。私の高校のバスケ部では練習が終わった後毎回一年生でじゃんけんをして負けた人が鍵を職員室に返しに行くという慣習があるのですが、そのじゃんけんで負けて鍵を返しにいくときに7人くらいが付いて行って談笑しながら職員室に向かうといったことが毎回起こっていたんですよ。じゃあもし僕がじゃんけんで負けた時どうなるのか。想像したくもないですよね。誰か喋ったこともない人間に付いてくるのか。付いてきてもこなくても、その時の空気が地獄になるであろうのは明らかでした。その時を想像すると本当に憂鬱になりましたね。結局早めに退部したのでその時が来ることはなかったんですが、そのまま在籍してたらいつか必ずそうなっていたとは思います。

 

そして二つ目は、アップの時間のコミュニケーションです。クラブ活動でバスケをやったことある方ならわかると思うんですが、あれって列に並んでコートの端から端まで移動しながらアップをするんですよね。(↓みたいな感じで)

 

その時に左側の列から右側の列に移動してきた人に対してハイタッチしたりしなかったりというのがあって、それが当時の僕には何かとても精神的苦痛でしたね。

 

 で、まあ最初は孤立しながらもバスケを頑張っていたわけですが、途中からそのバスケへのモチベもフェイドアウトしていきました。というのも、自分はそんなに運動神経・体格に恵まれているわけではなく、かといって人よりも技術があるわけでもなく、新入生の中でもちょうど真ん中くらいの上手さだったので、このままだと3年生になってもスタメンに入れるかかなり怪しいぞといった具合だったのです。そこで向上心を持てていればバスケに没頭していた世界線もあったのかもしれませんが、僕は結局バスケへのモチベも失い、かつ今までの数日間で確実に溜まっていたストレスもあって入部後5日で退部を決意しました。

 

退部を決めた時のことは今でも覚えています。入部4日目にあった練習をサボり、帰宅途中でサイゼリヤで一人ミラノ風ドリアを食べながらふと考えたのです。「あ、部活やめよう。」と。そうしてその翌日顧問のもとへ足を運び、退部したい旨を伝えました。顧問の先生はなんでやめるんだ、と説得する姿勢でしたが、自分は高偏差値の大学を目指しているから勉強したいという理由でごり押しでやめましたね。まあ結局大学は当時顧問に言っていた大学に行ったのであの時の口実が現実になったというのは自分の中で少し感慨深いものがあります。

 

そうして無事に退部を終えたわけですが、当時の僕は自分自身唐突すぎる退部に心が追い付けていなかったのか、それから頻繁に自分がバスケ部で練習している夢を見たり、また退部しているにも関わらず朝ベッドから起きて部活に行こうとするなどといったこともありました。

 

まあそんなこんなで自分はそれから高校3年間帰宅部のまま卒業したわけですが、幸い現在あの時部活に入っておけばよかったというような未練はありません。こんな感じで自分の高校生活はスタートしたわけですが、高校時代には他にもいろいろあったのでまた近々その話もしていけたらいいなと思っています。ではまた会いましょう!!bb